MeguのYouth&Health研究所

わたしの人生

お母さんのお腹に居たのはあんたの方だろ

家庭内の精神的虐待が絶えない家だった。

 

物心ついたころから既に生まれたことへの後悔から子供が欲しくないのにわたしのことを産んで虐待してくる家族が憎くて仕方なかった。

 

ある日、私が父親にそっくりで好かねーと祖母が言ってきたことから母親とも口論になり、

 

そんなに私の事が嫌ならなんで産んだんだ産まなきゃよかったでしょと問い詰めた。

 

すると母親の口から出てきた言葉に唖然としたのだった。

 

『はぁ?あんたが私のお腹に勝手にいたんでしょ、お母さんはあの時具合が悪くて内科に風邪を引いたと思って行ったのに、医者からこれは風邪じゃなくて、産婦人科ですよと言われて婦人科に行ったらあんたが居たんじゃないの。お母さんのお腹に勝手に居たのはあんただろ、お母さんは具合悪かったんだ』と言われ、

 

母親は、勝手にお腹に居たのはお前だからお前が悪いということを言ってきたのだ。

 

私の意思で母親のお腹に居たんだとということを小学生の時に言われ大ショックだった。

 

この話しは一回だけじゃなく大人になってからも言われ続けたのだ。

 

そしてこんな母親のお腹に居た自分が悪いんだと自分の事が嫌いになり自分の事を責めるようになっていった。

 

母親は、わたしに対してお前が腹に居たのが悪いんだから『嫌なら死ね』『死んだらいいっちゃ』『早く死ね』と言う。

 

この『早く死ね』と言う言葉は普段から事あるごとに浴びせてくる。

 

子供の頃から既に虚弱だった私は体調を崩しやすかった。具合が悪いと言うと『だったら死ね』『早く死ね』『死ねばいいっちゃ』と言う。

 

とにかく何十年間も『死ね』と祖母と母親に交互に言われ続けた。

 

でも、私が浴びせられる『死ね』の言葉は徐々に自殺願望へと変わっていくのだった。

 

死ねば楽になれる死ねば全て終わる死ねばこの家族と身体から人間世界から解放される。死にたい。早く死にたい。

 

こんな気持ちになっていくのだった。

 

わたしに対して行い続けた精神的虐待がのちに弟の精神に影響を与える残虐な行為であることも知らずにこの祖母と母親は精神的虐待をやり続けたのだった。

 

 

 

 

 

 

※これはアダルトチルドレンを生きてきた実話の人生物語なので、今は死の感情はカウンセリング治療によって寛解していると付け加えておきます。

 

 

 

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